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2018/03/28

ルパンのある冒険

概要(あらすじ)
彫刻家のダンブルバルは、ある首飾りを手に入れたことでひと財産を築いた。
公爵夫人に1万フランを貸した担保として首飾りを預かったのだ。夫人は期限内にお金を返せなかった。
そして10万フランは価値があると思われる由緒ある首飾りをわがものとしたのである。

ところが警察から泥棒がその首飾りを狙っていると連絡が入る。用心のため警察がすでに屋敷に向っているというのだ。
あわてたダンブルバルは、首飾りの隠し場所を変え、戸締りもきちんとするが、首飾りは盗まれてしまう!

さて、押し入ったルパンのほうは、赤ひげをつけて変装している。共犯者とともに首飾りのありかをつきとめることに成功するが、予定外に警察がやってきたため、事態は混乱に。
共犯者をまず逃がしたルパン。部屋に警察とダンブルバルらが入ってくる。さあ、どうするルパン・・・。

読後の感想など
戯曲アルセーヌルパン」の三話目に収録されている、一幕劇。軽快で痛快なルパンの事件簿。
いわゆる「アルセーヌルパンのキャラクター性」を存分に楽しめる内容。
ちょっとしたラブコメに、「お前は誰だ!」「アルセーヌ・ルパンだ!」っていうお決まりのやつもやってくれる、
警察も完全に小ばかにされるコメディ作品。

一幕劇と言っても、まじめにすべてのせりふを上演したら1時間程度になると思われる。
かけあいがほとんどの現代劇と違い、ながぜりふも多い。
場面転換すらなくダンブルバル・マレスコ・ルパンの三人でずっとしゃべっているから、俳優さんは大変ですね。
しかもルパン役って、かっこよくて三枚目もやれないといけないから結構難しいと思う。

『奇岩城』や『813』のころに書かれたもので、単行本第二冊「ルパンの冒険」の戯曲版で主役を務めたアンドレ・ブリュレが主演を勤め、大好評だったそうです。

抄訳を作ってみましたのでぜひお楽しみあれ。

ストーリー(抄訳)
登場人物
・ダンブルバル マルスリンの父(母、姉などに変更可能)
・マルスリン

・ガニマール
・共犯者

・ルパン

彫刻家のアトリエ。
・ ついたてが一つ。そのそばに鏡と化粧道具、スプレー(モデルの化粧スペース)
・ 舞台奥に両開きの扉。
・ 舞台下手にドア)
・ 下手にカーテン
・ 机(上に簡単な棚)
・ 椅子
・ 彫像
・ 首飾り
・ 花瓶
・ 写真
・ 見取り図
・ 鍵をこじ開ける道具(道具箱)

マルスリンは首飾りをつけている。
マルスリン「・・・誰かいるわ」
ダンブルバル「誰もいないよ、何をびくびくしているんだい」
マルスリン「この首飾りのせいよ!わかってるくせに!」

マルスリン、カーテンをくぐって自室へ。コートを脱いで戻ってくる。

ダンブルバル「おい、この首飾りのおかげでこの贅沢な暮らしが出来ているんだぞ。この彫刻の注文がきたのもわしが由緒在る首飾りの持ち主だからこそ。わしの最高傑作だからな」
マルスリン「自分のものじゃないくせに」
ダンブルバル「わしのものだよ!わしは公爵夫人に1万フランを貸した。担保としてこの首飾りを預かったのだ。夫人は期限内にお金を返せなかった。そして正当に、わたしが首飾りの持ち主となったんだ、何もやましいことはない」
マルスリン「首飾りの値打ちは1万フランどころじゃないでしょう」
ダンブルバル「そうだ、わしもお前も幸運だったな」
マルスリン「とにかく、こんな高価な首飾りをつけて歩くのはもう嫌よ」
マルスリン、首飾りをダンブルバルに渡す。

マルスリン「気づいた?今朝パパが絵を書いているとき、モデルのロシア人が首飾りをじっと見ていたわ。パパが机の上の棚に首飾りをしまったのにも気づいたわよ」
ダンブルバル「そういうやからもいるだろう。けれど私は常に同じところにしまうなんてバカな真似はしないよ。普通の人なら絶対にしまわないところにしまえばいいんだ。たとえばここ・・・。(花瓶の中に首飾りを入れる)」

そのとき、電話が鳴る

マルスリン「こんな夜中に!!」
ダンブルバルが電話を取る
ダンブルバル「もしもし・・・え?警察?はい・・・はい・・・(次第にふあんな様子になる)まさか!もしもし?くそっ、切れた」
マルスリン「どうしたの?」
ダンブルバル「警察からだ。うちが泥棒に狙われているという情報を掴んだらしい。しかも今夜!」
マルスリン「いわんこっちゃないわ!」
ダンブルバル「心配するな、すでに警察が2名こちらに向っているそうだよ。(玄関と通路のドアの鍵を確認する)大丈夫、安心して休みなさい」

2人、自室に引き取る(マルスリンはカーテンの向こうに隠れ、ダンブルバルは反対側から退場)


ルパンと共犯者が入ってくる。ルパンは赤いひげをつけ、ぶかぶかの服を着こんで労働者の姿をしている。

ルパン「よし、万事順調だ。(鏡を見て)うわ、似合わない変装だな。いかにもワルって感じだ。ワルセーヌ・ルパンか」
ルパン、ふとマルスリンの写真に気を奪われる
共犯者「ボス、早く!」
ルパン「まあそうあせるなよ。この写真、舞踏会で見かけた子なんだよ。ここの住人らしい。ロシア人の爺さんがくれた、見取り図は?」
共犯者「あります。(図面を取り出しそれぞれの場所を指しながら)こっちが玄関、こっちはその写真の娘の部屋で、(ついたてを指し)ここがモデルたちの化粧スペース、(ドアを指し)あっちは裏通路です。たぶんこれが例の机ですね」
ルパン「机の上の棚だって、ロシア人が言ったな・・・」
共犯者「鍵がかかってます」
ルパン、道具を取り出し
ルパン「ルパン特製の合鍵があるのさ。(道具を取り出し鍵を開け)・・・そんなばかな!」
共犯者「どうしました?」
ルパン「棚は空だ」

そのとき、物音がして2人はついたての陰に隠れる。

ダンブルバル「誰だ!!(見回して)ん?誰もいない・・・か。(首飾りを花瓶から取り出して確かめ、安心して)・・・ふう。」

自室に戻る。

ルパン「わざわざありがとう!(首飾りを取る)」
共犯者が玄関ののぞき窓から外を覗き
共犯者「ボス!警察が来ました!」
ルパン「なに!?」
共犯者「どうします?」
ルパン「証拠隠滅が間に合わない。お前は逃げろ。俺は考えがある」
共犯者、戸惑いながら逃げる。退場。
ルパン、ぶかぶかの服をこれみよがしにその場に脱ぎ捨て、(下はスーツ姿である)隠れる。
ルパンの道具が放置されている


ガニマールとダンブルバルが入ってくる
ガニマール「実はあるロシア人の方から、犯行が今夜予定されていると通報があったんですよ。」
ダンブルバル「わざわざご足労ありがとうございます。ロシア人・・・おそらく私のモデルのロシア人の爺さんですな。しかし、いまのところ何事もありません。貴重な首飾りも 確かにここに・・・(花瓶の中を確かめ)!!!盗まれた!!(へなへなと崩れ落ちる)」

絶望を表す効果音
さわぎをききつけマルスリンが入ってくる
マルスリン「どうしたの?」
ダンブルバル「盗まれた!首飾りが!」
マルスリン「え!!」
ダンブルバル「早く犯人をとっつかまえてくれ!!」
ガニマール「落ち着いてください。犯人はまだそう遠くにいっていないはずです。(あたりを見渡し)おや?この服はあなたのものですか?」
ダンブルバル「違う!!」
ガニマール「これは!!犯人の作業服に間違いありません。ロシア人が話していた犯人の特徴とぴったり一致しています」
ダンブルバル「犯人とは?」
ガニマール「われわれが数日前から捜している悪党です。赤ひげの男で。」

ガニマール、まわりを調べる
ガニマール「このドアは?」
ダンブルバル「広場に通じています。内側からも、外側からも鍵がないと開けられません」
ガニマール「あちらのドアは?」
ダンブルバル「あちらも同じです。」
ガニマール「鍵は?」
マルスリン「私の部屋にあります」
マルスリン、部屋から鍵を取ってきて見せる。
ガニマール「屋敷の外がどうなっているか見せていただけますか」
ダンブルバル「もちろん。(娘に)マルスリン、お前は部屋にいなさい。」
ガニマール、作業服の写真を撮ってから押収し、ふとルパンが置き去りにしていた合鍵の道具箱を見つけ、念のため押収する。

ルパンはついたての陰で変装のひげを外す。化粧道具の中からタオルを見つける。
ルパン「さあ、とんずらするか。(化粧道具から香水のスプレーをとり)いいにおいだな、ついでにいただいとくか」

道具類を出して裏口の鍵を開けようとして、道具が押収されたことに気づく

ルパン「あのこそ泥め!!俺の道具がない!(玄関のほうに行き)見張りがいるのか・・・やっぱり裏口の鍵をこじ開けないとここから出られない!(しばらく考え、電話をかける)もしもし・・・。ああカロリンぬ?ベルナールに伝えてくれ。ダンブルバルのアパートに閉じ込められている。見張りの刑事がいっぱいいる。警察を始末して僕を待つように言ってくれ。10分で頼む・・・(電話を切って声色を変え)お嬢さん!私です!ガニマールです!」

マルスリン、出てきて息を呑む

ルパン「声を出さないで!私ですよ!」
マルスリン「誰?」
ルパン「どうか怖がらないで、怪しいものではありません。」
マルスリン、恐怖でへたりこみ、助けを呼ぼうとする、ルパン阻止して
ルパン「声を聴かれてはなりません。とても重大な理由があります。それは・・・それは・・・ぼくがあなたのもとに・・・あなたのためにここに来たということを知られては困ります。(やっとうまい弁解を見つけて、矢継ぎ早にしゃべりだす)そうです、僕はあなたのためにここに着たんです。先日舞踏会であなたを見かけて。いえ、それだけではありません、私はあなたがどこにいるときも・・・話しかけようとしてもできなくて。競馬場でも・・・」
マルスリン「(いぶかしげに)競馬場なんていったことないわ」
ルパン「いえいえ、いらしたじゃないですか!ええと、中には入っていないですが・・・そうそう、そばを通りかかったはずです!それにあなたが劇場に足を運ぶたびに・・・」
マルスリン「劇場も行った事ないのに」
ルパン「どうか話を聞いてください。時間がありません。私はずっとあなたに話しかける機会をうかがっていたんです。やっと昨夜、舞踏会であなたを見かけました。舞踏会を主催したトレモール夫妻は僕の友人なんです。ご主人と僕はいつもクラブで・・・」
マルスリン「でも、トレモール夫人は未亡人だわ」
ルパン「(無理に勢いよく)そうです!ご主人が亡くなってからはね。ご主人がもし生きていらしたら、あなたを紹介してもらうこともできたのでしょう。けれど、僕はただあなたを眺めて過ごしていたんです。そしてつい、屋敷まで来てしまいました、そしたらこんな泥棒事件に出くわしてしまって。顔を見られでもしたら。僕はこの出口から出て行きます。わかっていただけますね」
マルスリン「いいえ、わかりません。私は父とここに帰ってきました」
ルパン「それで?」
マルスリン「部屋にはしっかりと鍵をかけました。それなのにあなたは、どうやってここに?」
ルパン「ただこうやってここにいるだけです。そんなことは重要ではありません」
マルスリン「(あとずさりして)とんでもない!重要だわ。あの男と来たのね、赤ひげの男・・・」
ルパン、荒々しくマルスリンを引き止める。マルスリンがおびえ、ルパンは冷静さを取り戻す。マルスリンを落ち着かせ椅子に座らせる。
ルパン「(口からでまかせに話し始める。行き会ったりばったりで話が矛盾している)そうです、僕はあの男と一緒に来ました。けれども仲間ではないんです。あいつは最低のろくでなしです!僕はただここに来るためにアイツを利用したんです。首飾りはあいつが盗みました。けれど僕は何も・・・(あたりを見回しマルスリンの写真をさっと机からとって)いえ、実は、写真を盗みました、すみません、あなたの写真がどうしてもほしくなってしまって。でもこれはお返しします、すみません、出来心です。(マルスリンはあまりにバカな相手に徐々に安心をはじめ、一方ルパンは目的を成し遂げようとはやる気持ちと、演技のためにますます差し迫った口調になる)どうか、僕を追い出してください。・・・追い払ってください。そうでないと、言ってはいけないことを言ってしまいそうです。言うまいと思っていたのに、もう押え切れません、愛しています、あなたのことしか考えられないのです。僕の気持ちをお伝えできるなら、聞いていただけるなら、ああいとしいひと、僕がどんなに苦しい気持ちでいるか。でもあきらめなければ、ああ、もう二度と会えないなんて!!僕は出て行きます、どうか鍵をください!」

あまりの事態にマルスリンはうっとりし、ほとんど無意識に鍵を渡してしまう

ルパン「ありがとう、本当にありがとう!(小声で)ふう、うまくいったぞ」
鍵を使って裏口を開けようとし、マルスリンのほうを振り返る。見ると、マルスリンはすがるような涙目でルパンを見ている。(行かないでといいたいがいえない様子)
何が起こったのかを察したルパン、罪悪感に駆られて戻ってくる
ルパン「許してください。世の中にはぬきさしならない事情ってモノがあるんです。何とか抜け出そうとして、僕は道を踏み外したようですね」
マルスリン「出て行ってください!」
ルパン「あなたの好意を踏みにじるわけにはいきません。恋するヒーローの顔をしたまま去っていきたくないんです。ぼくがあなたに言った言葉は全て嘘です。忘れてください、みんな嘘です、汚い芝居を打っただけです」
マルスリン「(泣いて)出て行って!出て行って!」
ルパン「僕はなんてくだらない生き方をしているんだろう。もう手遅れです。この鍵ほしさに嘘をついたと後悔したくないんです。どうぞ、あなたの鍵です、僕にはもう使えません」
マルスリン「そんな!まだ間に合うのに・・・」
ルパン「心配には及びません」
ルパン、時計を見ていらいらした様子をする。
そのとき、ダンブルバルとガニマールが帰ってくる。
ダンブルバルは2人の様子から、娘が男を連れ込んだと勘違いする。
ダンブルバル「どなたですかな」
ルパン「(ダンブルバルの様子を見て事情を察し、恋人気取りで)ごあいさつもせず申し訳ありません、私は探検家のオーラスと申します」
ダンブルバル「どうやってここに来たんだね」
ルパン「歩いて」
ダンブルバル「どうやってここに入ったかと聞いてるんだ」
ルパン「ドアを開けて」
ダンブルバル「それはありえない。ドアには鍵がかかっていた。見張りもいる。ということは(娘を見て)だれかが中に入れたとも考えられる。(娘に向って)そうなんだな!こんんな夜中になんてことを!答えなさい!」
マルスリン「・・・ええ、そうよ、パパ。私の恋人なの。」
ルパン「(マルスリンが責められ、しかも自分をかばうのに耐えられなくなり)やめてください!!」
ルパン、間に割って入る。

ルパン「お嬢さん、だめです、そんなことしなくてよいんです。そう、僕はお嬢さんに言い寄るためにここに来たのではありません。」
ダンブルバル「じゃあどんな目的でここに来たんだ?」
ルパン、机の上に首飾りを返す。
ダンブルバル「泥棒だ!」
ガニマールルパンに銃を向ける
ガニマール「泥棒は赤ひげの男のはずでは?」
ルパン、ポケットから赤ひげを取り出し見せる
ガニマール「赤ひげ!!」
ガニマール「お前は一体誰なんだ?」
ルパン「驚くなよ、おまわりさん。アルセーヌ・ルパンだ」
一同「アルセーヌ・ルパン!!」
びっくりした、ダンブルバルは、あわててマルスリンをかばい、部屋に逃がす。
マルスリン、退場。
ガニマール「(ルパンに銃を向け)屋根の上も、この階段も包囲されている、アルセーヌ・ルパン、降伏しなさい」
ルパン、ガニマールの銃を指差し
ルパン「もうちょっと右じゃね?それからもうちょっと上・・・」
ガニマール「ふざけるんじゃない!降伏しなさい」
ルパン「いつだって、そうしますよ」
ガニマール「武器をよこすんだ」
ルパンはさっき盗んだ香水のスプレーを渡す。ガニマール、ルパンの動きに気をとられていて、ろくに見もせずにスプレーを受け取り、さっさとしまってしまう
ルパン「用心しろよ、弾が入ってるんだから」
ガニマール「(手錠を取り出し)降伏しろ、さもないと・・・」
ルパン「撃てっこないさ」
ガニマール「ひとつ、ふたつ・・・」
ルパン「タイム!」
ガニマール「は?」
ルパン「タイムって言ったんですよ(深刻ぶって)運命が僕に死ねというのなら・・・言い残したいことがあります・・・(ルパン、時間を稼ぐためにまた適当に話し始める)そう、首飾り、首飾りはここにあります。この首飾りは今あなたの所有物となっていますが・・・(言いながらじりじりと移動して、彫刻を机から奪い、盾にする)武器を捨てろ!さもないとお前の傑作品が木っ端微塵になるぞ!」
ダンブルバル「私の彫像!」
ルパン「あんたは大バカだな。僕が正体を明かしたのは成功間違いなしだからさ、じゃあな」
ルパン、立ち去ろうとする。そこに警官が入ってきてるパンの前に立ちはだかる(客から顔が見えない)
ガニマール「残念だな、ルパン。君は包囲されていると言っただろう」
ところが、警官は逆にガニマールに襲い掛かる。不意をつかれえてガニマールは倒れ、縄でぐるぐる巻きにされてしまう。
ガニマール「うわ、何だ!きさまら、何をする!!」
あっけにとられるダンブルバルをルパンがとらえ、身動きできなくしてしまう。
警官「お待たせ、ルパン!」
かつらを脱ぐ。共犯者である。
ガニマール「くそ!仲間だな!・・・悪党め!」
ルパン「こちらは僕のシークレットサービスです。どうです?気が利いてるでしょ?(部下に)さあ、ずらかるか」
ルパン、机の上に返した首飾りを頂戴する
ガニマール「このごろつき!ぬすっと!」
ガニマール、やっと片手が自由になり、さっきルパンから押収したスプレーを取り出し、拳銃じゃないことに唖然とする。腹が立ってめちゃめちゃに香水をばらまく
ルパン「どうも、この香水は大好きなんだ。ではまた、ちかいうちに!」


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論創海外ミステリ
戯曲アルセーヌ・ルパン」
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